バレーボールネーションズリーグが5月16日から行われており、
いよいよ6月4日から日本ラウンドが開幕します。
パリオリンピックに前哨戦となる今大会は
男子も女子どちらも目が離せません。
まずは、既にオリンピック出場権を獲得している男子の
歴代オリンピックの結果と各大会ごとのエースを
振り返ってみましょう!
バレーボールオリンピックの歴史
まずは、バレーボールのオリンピック競技の歴史から。
バレーボールがオリンピックの正式競技となったのは、
1964年の東京オリンピックからです。
国際バレーボール連盟主催の3大大会の1つになっています。
(オリンピック、世界選手権、ワールドカップ)
最多優勝はアメリカ、ブラジル、ソビエト連邦(各3回)
男子バレーって強いの?
今回のパリオリンピックでは、龍神NIPPONは過去最強との
呼び声高く、メダル争いはもとより金メダルを期待する声も
あがっているのよ!
フランス人のフィリップ・ブラン監督率いる
日本代表の世界ランキングは現在4位(2024/6/3時点)
不動のエース石川祐希を筆頭に、西田有志、高橋藍など
精鋭ぞろいとなっています。
石川祐希 出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/
では、過去のオリンピック成績を見ていきましょう。
1964年 東京オリンピック
結果:銅メダル
キャプテン:出町豊
主力選手:池田尚弘(中野尚弘)、小山勉、南将之
優勝はソビエト連邦
女子バレーが東洋の魔女と呼ばれた時代です。
男子も強かったんですね!
1968年 メキシコオリンピック
結果:銀メダル
キャプテン:池田尚弘(中野尚弘)
主力選手:南将之、猫田勝敏
1972年 ミュンヘンオリンピック
結果:金メダル
キャプテン:中村祐造
主力選手:猫田勝敏、大古誠司、嶋岡健治
1976年 モントリオールオリンピック
結果:4位
キャプテン:猫田勝敏
主力選手:大古誠司、嶋岡健治、西本哲雄
1980年 モスクワオリンピック
不出場
主力選手:田中幹保、山田修二
優勝はソビエト連邦
政治情勢により不参加の年となっています。
非常に残念ですね
1984年 ロサンゼルスオリンピック
結果:7位
キャプテン:山田修二
主力選手:川合俊一、杉本公雄、三橋栄三郎
優勝はアメリカ
川合俊一さん若いですね!
このころから長らく日本代表で活躍し
女性人気もすごかったみたいです。
今では、日本バレーボール協会の会長です。
1988年 ソウルオリンピック
結果:10位
キャプテン:杉本公雄
主力選手:川合俊一、井上謙、眞鍋政義
優勝はアメリカ
眞鍋さんは今では女子日本代表監督のイメージの方が
強い方も多いのではないでしょう?
セッター出身で名監督ですね
1992年 バルセロナオリンピック
結果:6位
キャプテン:植田辰哉
主力選手:荻野正二、中垣内祐一、大竹秀之
優勝はブラジル
1996年 アトランタオリンピック
不出場
主力選手:荻野正二、中垣内祐一、大竹秀之
優勝はオランダ
中垣内さんも女性人気がすさまじかったです。
東京五輪では監督を務め、
現在は地元に戻り、
実家の米農家を継いでいらっしゃいます。
2000年 シドニーオリンピック
不出場
主力選手:加藤陽一、朝日健太郎、斎藤信治
優勝はユーゴスラビア
2004年 アテネオリンピック
不出場
主力選手:山本隆弘、越川優、阿部裕太
優勝はブラジル
2008年 北京オリンピック
結果:11位
キャプテン:荻野正二
主力選手:越川優、石島雄介、清水邦弘
2012年 ロンドンオリンピック
不出場
主力選手:福澤達哉、越川優、石島雄介
優勝はロシア
2016年 リオデジャネイロオリンピック
不出場
主力選手:柳田将洋、石川祐希、深津英臣
優勝はブラジル
2020年 東京オリンピック
結果:7位(開催国枠)
キャプテン:石川祐希
主力選手:西田有志、山内昌大、藤井直伸
優勝はフランス
1960年代後半から1970年代は日本バレーの黄金期でした
逆に1990年代後半から2000年代はオリンピックに出場
できない暗黒期でしたね。
いい時代も悪い時代も乗り越えて
世界に対抗できるバレーボールになってきたのだと
思います。
サイズは世界にはどうしても及びませんが、
テクニックやチームワーク、戦術で十分に戦えることを
証明してくれています。
(2024.8.6追記)
2024年 パリオリンピック
結果:ベスト8
キャプテン:石川祐希
主力選手:西田有志、高橋藍、関田誠太
史上最強と呼び声高かった日本代表ですが、
準々決勝イタリアに2セット先取しながら、
逆転負けを喫し敗退となりました。
史上稀にみる熱戦で、
試合後は選手、観客とも涙がこぼれていました。
暗黒期を乗り越えて、
パリオリンピックでの敗戦を糧に
ロスオリンピックではメダルを獲得して
ほしいなとあらためて思いました。
まとめ
以上、歴代のオリンピック成績と
エースを含めた主力選手をまとめました。
ネーションズカップももちろん、
パリオリンピックも寝不足になりながら
龍神NIPPONの活躍に期待しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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